スコトーマが働く
人は信じる物しな見えなくなる ことについての実体験と考察。
人間という生き物は、自分の信じている事に関する情報しか見えなくなりがちだ。そういう現象を心理学でスコトーマが働くと言うらしい。
人は信じる物しな見えなくなる世間の事例
例えば、昨今の新型コロナウイルスのワクチンについて。
ワクチン賛成、反対の意見はあるだろう。しかし、どちらも都合の良い情報しか耳に入らないようになっている。
賛成の意見の人の中には、海外の事例など不都合な情報は全てデマとシャットアウト、接種後の死亡者や重症者については偶然と決めつけ盲信。悪い事例に対する検討や調査の必要性は全く訴えない。
反対の意見の人は、飛躍した陰謀論まがいソース不明で確証の無い情報の流布、拡散を行う人などいる。
人は信じる物しな見えなくなる S学会を盲信し中国共産党を称えるKEさん
選挙の時だけ連絡をしてくる知人のS学会のKEさんは、熱心な信者だ。もうそろそろ衆議院議員の解散選挙もあると噂されている。
話がしたいとのことで、近くのカフェで話を聞いた。如何にS学会の信仰が素晴らしいか説かれ、軽く勧誘。
丁重に断る。
その後に、衆議院議員選挙があると聞かされ、公明党を推される。
僕自身は、良い政策を行い実績が伴っているなら、公明党を選んでも問題ないが、最近の公明党は大事な法案の邪魔や、中国共産党との関係、議員の不祥事など信用できる状態ではない。
そのことをぶつけた。
KEさんの回答は、
「マスコミがオーバーに騒いで問題を大きくした。そして中国共産党については、ウイグルに関しては山口那津男氏の言う通り証拠がない。香港も同様で共産党の敵対勢力のプロパガンダや陰謀だ。習近平は民主的な政治家だと思う。」
僕は議論は無駄だと思いしなかったが、KEさんは完全にS学会を盲信して不都合なことに盲目的になっているなと感じた。
人は信じる物しな見えなくなる まとめ
人は自分の選択を信じたいものです。僕は決して人生経験豊富ではありませんが、そのような経験が大小あります。
逆に自分の選択を過度な後悔の念に駆られるのも問題ですが、
しかし自分で考えることをやめて何かを盲信するのは更に危険です。
正に洗脳。
信じる度合いが強いほど真実を知った時の焦燥感や罪悪感は大きく立ち直るのが困難な人もいるだろう。
KEさんに関しては、S学会の一員として世界平和を強く望む一方で、ジェノサイドを知らず知らず黙認し称賛するという矛盾。(個人的にS学会の功徳としてどうなんだと疑問)
体に良い物を食べていたつもりが、実は毒だったなんてことにならなければ、いいのですが。皮肉なものです。
人は、どちらかに多少なりとも偏ってしまいます。情報過多の時代ついつい都合の良い情報にアクセスしがちに。シンパシーを感じる賛同者や仲間も見つかりやすく更に深みに。
しかし、どちらが正義か悪かの二元論、白か黒ではなく、
疑問が起こった時は、立ち止まり冷静な判断と行動を起こす。日々、修正力を身につけないといけないと僕は思います。
それではまた。