失敗することを考えない落とし穴
人生、失敗も想定内 。
常に背水の陣、失敗することを考えるな、失敗することを考えてたら成功しない、自分を信じろ、絶対に成功する。
一見、間違いないような、ポジティブな言葉に潜む危うさ。
ポジティブにしていれば、見えない力が働く、不思議な力が湧いてくる。
ポジティブを自分から目を背ける免罪符に利用していないだろうか。
人生や仕事も恋愛も、大丈夫絶対に成功すると自分を信じる。
けれど、精一杯やっても失敗する時は問答無用で失敗する。希望は無惨に打ち砕かれ成就しないことは沢山ある。
失敗するとは思わなかった。
だから余計に絶望感に苛まされる。
失敗も計算に入れておくべきだ。
人生、失敗も想定内 矢は一本では貫けない
失敗を想定しないで、無惨に打ち砕かれる時、一本の矢に思いを託していないだろうか。
しかし、物事が強力な場合は、一本では貫けない。第2第3の矢を射る準備をしておかなければならない、それが失敗も想定して対処することだと思う。
もちろん、失敗する為に挑むのではない、自動車の運転も事故を起こす為に運転してはいない、事故に関わってしまった時のことも想定して保険をかけるのものだ。
だから、失敗はするものだと思って、先手先手をうっておく、失敗を成功の為の踏み台とする。
失敗を想定しなかった 僕の経験
必ず成功すると確信していた仕事が、取引先の気分で全て水の泡となった経験をした。
常得意の取引先の紹介であった、そして企画は途中まで先方も乗り気で、上手く行っていたように感じた。
80%くらいの所まで来ていた。上手く行かないわけがない。
しかし、先方の気が変わって、仕事はキャンセル。
ダメになることを考えていなかったが為に油断、慢心が、契約の詰めを怠った。そこをすり抜けられた。
常得意の顧客の顔に泥を塗るようなことはできない、裁判などで揉めるわけにはいかず結局泣き寝入り。しかし時間は奪われたが幸い実害は少なかった。
100%は存在しない、だから失敗することも考えておかないとならない。
人生、失敗も想定内 まとめ
必ず成功すると思うことは大事です。しかし人は慢心して、失敗した時のことを考えない。
成功を確信して、成功することも当然あります。しかし、その成功が慢心を生み出し、後の失敗の原因を作ることに繋がる。
人間関係や恋愛においてもそうでしょう、上手くいくと確信すればするほど 、思った結果が得られなかった落胆は大きい。
自分の努力と信念や自信が、100%思った結果を得られるとは限らない。
だから、失敗することも想定内にしておく、得たい結果に対して、努力は、いくらしても足りることは無いと思います。
それではまた。
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