学歴は関係あるのか学歴は関係ないのか
学歴は関係ある のか無いのか。学歴社会に疑問を感じている人はどこにでもいる。学歴が高いと良い会社に入れる。学歴が高いとモテる、とか。
成功するには学歴は関係あるのか、どうして社会で学歴が重視されるのか、僕なりの考えと経験。
学歴は関係ある スタートラインに立つ為には学歴は必要
学歴は、関係ないと言いたいが、何事もスタートラインに立つには学歴は、関係ある。
これは僕が生きてきて今に至る結論だ。僕の職業は、メディア系の仕事だが、この仕事はメディア系の専門学校や芸術系の大学などから就職するパターンが殆どで、僕はその手の学歴を持たない異業種からの転職だった。
だから苦労したし、何社も面接を受けては落とされたり、安月給のアシスタントの下の下からスタートして感じた。
専門学校や芸術系の大学を出ていたらスタートラインに立つには苦労しなかっただろう。
建築デザイン系の仕事なら、建築の学歴が必要だし、プログラマーならコンピュータ系の学歴、医者なら医療系の学歴が必要だ。
その分野の学歴の中でも、ヒエラルキーが存在し、地方大学の医学部よりも東大医学部の方が世間の評価は高い。
東大の医学部が建築家を目指すなら、スタートラインはまたゼロからだろう、学歴が高いから何でも思い通りになるかと言えば違う、目指す分野の学歴が大事だ。
しかも人生は短く全てをマスターするには、時間が足りない、若い時は時間が無限にあると思うかもしれないが、どこかの山を登ろうと思った時に、時間はあまりに足りなさすぎる。
学歴は関係ない と言えるようになるのはもっと先の話
社会の中で学歴は関係ない これはある意味正解でもあるが、これを言えるようになるには、社会で成功者にならないと説得力はない、
例えば矢沢永吉 氏が「学歴なんてカンケー無いよね。自分次第だよ」彼が言うと説得力はあるが、
しかし、まだ何も成していない人間が言うと、ただの負け犬の遠吠え。
一見、学歴なんて関係ないように見える成功者は、影で血の滲む努力、学習をしている。
学歴関係ない事例 安藤忠雄 氏 独学から世界的な建築家に
安藤忠雄(あんどう ただお 1941年9月13日 )は建築の世界で有名な人物で情熱大陸などにも取り上げられ、一度は耳にしたことはあるだろう、その作品は
- テアトリーノ(イタリア)
- 上海保利大劇場(中国)
- マリブの住宅(アメリカ)
- ボンテ・ミュージアム(韓国)
- 東京アートミュージアム(日本)
など挙げきれないほどの世界的な建築を手がけた人物。
安藤氏は、もともと中学生の頃、自宅の建て替えを担当した大工や、中学時代の数学教師からの影響で、建築に興味を持っていたため、卒業後、前衛美術を志向する具体美術協会に興味を持つ。
しかし経済上の理由で大学には通えなかったため建築の専門教育は受けておらず、毎日15時間以上独学し、建築科の学生が通常4年かけて学ぶ内容を1年で習得して建築士試験に1発で合格した。
初期の建築、住吉の長屋(1976年)を皮切りに評価を徐々に高め1979年に、日本建築学会賞を受賞。2006年にはDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選ばれている。海外アーティストU2のボノの家なども安藤氏の設計だ。
学歴と教育
学歴とは信用や実績とも言える。中卒よりも東大出の方が、それだけ勉強してきた努力してきた実績の証明と言える。
証明書や通行証のようなものだ。
良い大学に通えば、普段なかなか関わることのない人にも出会えるだろう、例えば、コロンビア大学、ハーバード大学、そこに通う学生達は、一般人では、築くことが難しい人脈を築くことができるだろう。
その道の第一人者や教授、著名な人物から直接、教えを請うことができる。大学の論文や販売されていないような書物に触れ情報にアクセスできる権利を持つことができる。成功するには情報は不可欠であり、一流と言われる大学に通うメリット、学歴は大事だという根拠の一つでもある。
学歴を大きな意味で捉えると、教育に行き着く、教育とは学校だけでなく家庭も教育の場と言える、子供に高度な教育を与え育てる家庭では、成功哲学や帝王学を普段から学ばさせている可能性が高い、
それについては、著書 『大富豪のお金の教え』を興味があれば読んでみてほしい。貧乏な家庭から大富豪まで成り上がったジャック・ウェルチの話や、ロックフェラー2世、ビル・ゲイツなど大富豪の成功哲学を知ることができる。
さて、
もちろん中卒や高卒が「ダメだ、苦労していない、成功しない」そんなわけではなく、中卒・高卒の人もみんな努力しているのは理解できるが、世間では評価として分かりやすい学歴が評価基準に入ることは当然のこと。世間の人は、影の努力、苦労や人間性なんて知らない。
だから学歴という見える実績は評価しやすく、
そこに入社してスタートラインに立つには、他人の評価と許可が必要なのだ。
他人の評価を気にせずスタートラインに立つには独立する必要がある。
独立して人の上に立つには、安藤忠雄 氏のように莫大なエネルギーが必要なのだ。
スタートラインに立てたら、学歴は関係ない。世の中の人が求めるのは結果、『大富豪のお金の教え』に登場した富豪達も秀でた分野で努力を惜しまず、そして結果を残してきたからこそ認められて富豪になったのだ。
学歴の先にある結果が全て
例えば、
どんな癌も治す特効薬を作った研究者がいたとする。そんな時、その研究者の学歴を気にする人はいないだろう。
Apple の創業者 スティーブ・ジョブズ 氏(大学中退)スティーブ・ウォズニアック 氏( カリフォルニア大学バークレー校 )の学歴を気にする人はいるだろうか?
IPS細胞の山中伸弥教授の学歴(京都大学)を気にする人は?
世の中から求められるのは、学歴ではなく結果なのだ。
しかし学歴は時にスタートラインに立つ為、立った後の道標にもなってくれる。
学歴関係あるのかないのかまとめ
「結果が全て学歴は関係ない」それは、ある意味正しいと思います。
しかし、そのスタートラインに立つには、学歴が必要な場合もあるでしょう。
高度な教育を受ける環境に身を投じることで、一般的に得られない人脈や情報、成功哲学を手にするチャンスが増える。
だから学歴を甘く見てはいけない。
学歴は関係無いと勘違いして学ばないのは論外。良い大学に入学することが目的になり、入学できたことに満足して、刹那的な遊びに嵌り時間を無駄にするのは愚か。
実力が重要。だからこそ日々成長する為に必死に勉強しないとならないのです。
そういった事を学べる場の一つが大学などの教育の場。
僕自身の就職や仕事の経験から、学べる機会があるならば、学ばないともったいない、そう思います。
孫正義さんの山を登ることについての話をお伝えして終わります
「1つだけ覚えて欲しいことがある」
「志を高く、人生一回しかない」
「皆さんが登りたい山を 自分が登りたい山をこの一年くらいで決めて欲しい」
「自分の人生を何に賭けたいのかを心に決めて欲しい」
「遅くなりすぎると 残された人生の年限が少ないと実現できる可能性がそのぶん減る」
「早く志を持った者は強い 自分の人生を無駄にしない」
「ぜひ皆さん1回しかない人生を無駄にしないでください大切にしてください」
「自分の登りたい山を決めないで歩くというのは彷徨うに等しい」
「一生懸命歩いたって みんな一生懸命生きてるんです 皆さんの親も皆さんの友達も親戚も みんな一生懸命生きてるんです」
「だけど登りたい山を決めていない人 腹の底から決めきれていない人が実は99%なんです」
「なんとなく過ごしてる こんなはずじゃなかったと 皆さんのご両親もたいがい言っているよ。」
「99%の人がしっかりと腹の底から自分の登るべき山 自分の夢 自分の志を決めきれていないということ ぜひこのことだけは覚えといてください せっかく触れ合った今日の機会ですから このことだけ覚えておいてください。」
「自分自身のために。その1点だけは決めて欲しい、大切ですよ。」
それではまた。
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大富豪のお金の教え
パン・ヒョンチョル (著)
自ら財を成した億万長者だろうと、莫大な遺産を受け継いだ大富豪だろうと、金持ちの法則はただひとつ――「収入-支出=資産」。ゲイツ、バフェット、イ・ゴンヒなど世界の名だたる大富豪10人の行動原則と金銭哲学から「金持ちへの基礎体力」を学ぶ。
収入を増やすだけでは、金持ちにはなれない。
才能を金に換える方法、親に依存しない独立心、
無駄な浪費をしない判断力と意志、収入と支出を管理する習慣……
金持ちになりたければ、「金持ちへの基礎体力」を身に付けよ!
親から莫大な遺産や事業を受け継いだ大富豪であろうと、
金持ちの法則はただひとつ――「収入-支出=資産」。
つまり、収入を増やし、支出を減らし、資産を管理すること。
世界を代表する大富豪10人が実践する行動原則と金銭哲学から、
お金と真摯に向き合う姿勢と「金持ちへの基礎体力」を学ぶ。
◆10人の億万長者が教える、シンプルだが特別な「お金との向き合い方◆
世界最高の金持ち、ビル・ゲイツ――「本の中に金持ちの道がある」
世界的大富豪ロックフェラー2世――「小遣い管理が金持ちへの第一歩」
アメリカ初の億万長者、石油王ポール・ゲティ――「労働の尊さを知れ」
世界最高の投資家、ウォーレン・バフェット――「独立心を養え」
ハリウッド進出前に財を築いたシュワルツェネッガー――「自己訓練を怠るな」
20世紀最高の経営者、ジャック・ウェルチ――「常にハードワーカーたれ」
一族全員が億万長者のウォルトン一家――「金があるふりをするな」
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