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断れないこときちんと断ること
断らない人と断る人 。断らない人は成長する。断れない人は儲けられない。自分の成長の為に断らないをスタンスにする人もいる。逆に断るべきことはキッパリとすぐ断る人もいる。
どっちが正しいのだろうか、考えてみた。
断らない人と断る人 その基準 結論
僕の結論はこうだ。
- チャンスがあると思ったら断らない
- その人に良いイメージがあれば断らない
- 他人に迷惑がかかりそうなら断る
- チャンスがあったと思ったが、特になさそうだった。そして断らなかったことで、相手が図に乗り出すようなら断る
- その人に良いイメージがないなら断る
要するに、人を見て受けるか断るかを決める。
最初は受けてみたが、これはアウトなど明確な基準を自分の中で設けておいて、イエローカード2枚でレッドカードに達した場合には断るもしくは2度と受けない。
なんでも断ったらやはり成長しない
例えば、仕事で上司から
と打診され、自分で決められるなら、その上司や働く仲間が信頼できるなら多少経験不足でも勉強だと思って受ける。
恋愛でも仕事でも、趣味でも、1つの世界しか知らないより様々な世界を見たほうが成長に繋がる。
物質的に満たされるよりも、お金では買えない、更に大きな経験や視野が広がるなら、得られるものは大きく、それは大歓迎だ。
断るのは受けるより大事
しかし断れないと、チャンスが逃げていく。毎回お願いばかりする人に、ただ利用されてサヨナラなんてことも。
親切心が仇になってこの人は、サービスしてくれる、やってくれるのが当たり前になることはよくあること。見返りを求めるわけではなく、感謝しない人、ただただ、しんどい仕事やお願いなど利他の利益を考えられない自己中心的な人間に対して、自己防衛は日頃から心がけなければいけない。
被害を受けるのは、自分だけでなく、自分の家族や仲間、取引先、自分を引き上げてくれる人、良い縁を運んできてくれる人。その人達との時間を奪い、そういう人達との縁を切ってしまうこともある。
受けるかどうかの人の基準
先程のように、頼まれる相手の人格。それだけでなく、顧客や第三者がいた場合、その人達の人格も見る。
初対面だと分かりづらいかもしれないが、
例えば
- 大風呂敷を広げる
- お金が絡むことだと、とにかく安さを求める
- 人の時間を大切にしているか
- 言葉づかい
- 自分で責任を負わない
- 嘘をつく
大風呂敷を広げる人間は警戒した方がいい
調子の良いことを言って、ハッタリの可能性が高い。芸能人の知り合いがいるだとか典型的だ。
お金が絡むと依頼することの労力に対して安くしようとする。値切るこういう人は、僕の経験では本当にお金がないから申し訳なく思っているか、人を軽んじているかどちらかだ。
申し訳無く思っている人は、断らないで出来る範囲で引き受けることも考えられる。
人の時間を大切にしているか
一分一秒をごちゃごちゃ言うつもりはないが、自分の話ばかり、話があちこち飛ぶ、何を言いたいのか意味不明。そこにコミュニケーションは無く、日頃の出来事や人への不平不満などの聞き役に巻き込まれる時間を奪われる恐れもある。
言葉づかいは注意を払いたい
仏教には身口意の三業という教えがある。思ったこと、行為、口に出したことは、カルマ(潜在意識)に刻まれ、現象として現れる。
つまり、習慣的に人を軽んじた発言、汚い言葉「クソ」などのワード、どんな明るい話題の中にもそういう発言がある場合もその人物に気をつけた方がいい。居酒屋で飲んでいると周りから聞こえてくる
など気持ちのいい言葉ではないし、潜在意識的にも害のある行為。
自分で責任を負わない
頼んだことに対しての成果を自分で責任を負わないのは、問題外。お願いばかりする人、自分では何もしないのに、責任は丸投げ。お願いする行為を、責任を放棄し他人になすりつける、自分が解放される意味と勘違いしている人がいる。
受けた方も、依頼する方も、責任が伴うと分からない人の、お願いは断らなければならない。
嘘をつく
責任を他人に丸投げと合わせ一発レッドカード。大風呂敷の場合には嘘には気をつけなければならない。
断らない人と断る人 まとめ
信頼できる人や、良い流れの中で断るのは良くない、良い流れの時は「これは成長のチャンスだと」本能的な直感があるものです。
気をつけなければならないのが、断るべきこと。これは受けるより難しいです。直感も鈍った不安な時に心に響くオアシスのような上手い話や、「良い人」「断れない人」の心に、つけこんで責任を押し付けられる。
僕は基準の項目にあげた2つが当てはまればレッドカードを出して、僕のテリトリーから退場願います。
会社であれば、辞めるのは、難しいかもしれませんが、何か考え方を変えなければ、いけないですよね。
より高い視点で
しかし、ピンチは自分の利の視点だけで考えず、相手の利や都合も考慮して「断らない」「断る」どちらにしても高い視点から物事を考えられる成長の機会でもあります。
現在、僕自身も、良い機会だと最初は感じ、受けたはいいが時間が経過して、断らなければ収拾がつかなくなりそうな案件があり、落とし所を考えている所です。
そんな時に、オススメの本は「媚びない人生」です。今起こっていることは、何の意味があるのか?何を教えてくれているのか?学ぶ機会はあるはずです。意味があるから起こっていると考えられるようになる本です。
あなたはどう感じますか?よろしければコメント欄へご投稿お願いします。
それではまた。
「瞬間を生きる。次の瞬間、死んでもいいように」
「結果に対する全責任を負う決意に基づいた選択は、常に正しい」
「若い時代の漠然とした不安というのは、ネガティブな証拠なのではなく、ポジティブな証拠なのである」
「努力してなかなか結果が出ないときほど、喜ぶべきだ。最終的に得る結果は大きくなると信じて、努力し続ければいい」
「社会にある分類は、実は自分の力で超えられる。
誰も見たことのない地図へと塗り替えよ」
「クリエイティブは、事前許可なしに生まれる。事前許可なしで動ける人間であれ」
「目的地がない船には、どんな風も順風になることはない」
「肯定のオーラの起点となる。与えることに喜びを感じる人になる」
「ボーダーを超えた異端児は、社会に対する説得のプロセスと証明のプロセスを経て、社会のリーダーになっていく」
など、著者の熱い言葉にやけどしそうになります。