自発的な意識を持つ人が力をつけられる時代
日本の知識格差は広がっている これから益々それは開いていくだろう。
もはや家が貧乏だからなど、受けられる教育の高低差は言い訳にできない。
なぜならば、
現在、ネットを介して様々な情報にアクセスできる土壌がある為、それをどう使うか、その人がどれだけ学びたい意思を持っているかが重要になる。
生活できる収入があれば、独学でも外国語やプログラミング、法律、ビジネスなど様々な情報にアクセスして吸収できる。
便利になったことで、有益な情報を探して探求する人もいれば、芸能人のゴシップや世間の不平不満、ポルノ、消費、娯楽などの快楽、その人が持っている探求心、欲求に容易く流れてしまうマイナス面もある。
これからの時代
自分をコントロールできる人と出来ない人、自制心を操る術をどれだけ身につけているかで、生涯を通して正しい情報の得かたや活かし方、その格差は広がっていく。
家が貧乏だから塾に行けなかったや、学べなかったのではなく、自分で選択しなかったということ、今後ある意味、自己責任という言葉は更に重みを増してくるだろう。
もちろんパソコンを買うお金もない、身体に障害がある、生活保護を受けているなど仕方ない事情がある人もいるだろう、
しかし健康な身体があれば、学生でもアルバイトができるし、就職すれば収入を得られる、日本に住む多くの人にとって
やる気があればネット環境を整えるお金はそこまで大きいなハードルではないだろう。
それでも給料で生活できない、やる気が出ないなどの場合、話はブラック企業や鬱など社会問題としてすり替わってしまうだろう、そういった問題はこの記事ではひとまず置いておく。
日本の知識格差は広がっている 自己責任
世の中には溢れるほどの情報が流れてくる。人間は自分にとって都合のよい情報を探し受け入れる癖がある。
あらゆる主義主張が混在している、多くの人は、自分の信じる主義や思想を肯定してくれる情報にアクセスし繋がりを持ち、自分は間違っていないと思いたい。
そして、世の中のSNSや携帯端末、ネットサービスは、自分の特性に合った内容を表示、提案してくれるが、これにより益々、相反する主義を知る機会を奪われ、柔軟性を失う。
人間は自己矛盾に陥る
人は物事に対し条件反射で否定、肯定するのではなく「なぜ?」という疑問を持ち、物事のルーツを辿って行き、多くの主義主張や思想の奥にある本質を探す行動を起こせる人を増やさなければ、
人々はメディアや有名人に煽動され、行き過ぎた感情論に振り回され、
多くの人々が自己矛盾に陥り、世の中の秩序は壊れて行くのではないだろうか。
歴史や過去を振り返る習慣
今起こっている多くは、過去に起こっている出来事。
文明や技術が発達しても人間の本質や根本は変わらない。
過去を振り返り学ぶ習慣、歴史を正しく客観的に、時には主観的に当時の人々の気持ちになり、様々な視点で見つめることが大事ではないだろうか。
日本の知識格差は広がっている まとめ
以前に「学生時代は学んだ方が良い」や「学歴は関係あるのか」や「日本の若者はバカなのか」など学びに関する記事を投稿しました。
今後は、若い時はもちろん、生涯学んでいく姿勢が必ず自分に還元されていく時代です。
環境に関わらず、どれだけ自発的に、出来事に対して疑問を持てるかの探究心や好奇心を持てるかで、僕達の情報の引き出しは変り人生の選択肢も変わってきます。
受け身の人は、更に情報難民になり、興味のあることや、快楽を満たしてくれる情報に溺れて、マスコミや第三者、野心的、偏った思想を持った組織に利用・洗脳・煽動されていくのかもしれません。
自発的に学ぶ姿勢のある人は、大なり小なり困難が目の前に立ち塞がっても、現状より良い選択肢から選び進むことができるのではないでしょうか。
それではまた。
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