薬物で全て台無しにする有名人
有名人の薬物逮捕 が年に何度か報じられる。しかし一般人からしたら不思議でしょうがないものだ。
顔やスタイルがよくて、スポットライトを浴びて、お金もあって、恋の噂も絶えない、そんな人物が薬物?
それだけの物を持って生まれたなら、普通に努力していれば、一生安泰なのでは?そう感じずにはいられないが、恵まれた状態だからこそ足りないという欠乏感が生まれるのではないだろうか。
有名人の薬物逮捕 足りないという欠乏感
過去に元プロ野球の選手が薬物で逮捕された。あれだけホームランを打って脚光を浴びて、ホームランの快感は忘れられないだろう、しかし薬物の快楽はそれよりも気持ちいいのだろうか?
人々の熱狂や感動を生み出すミュージシャン。あれだけの多くの人々との一体感やアンセムを生み出した快感を体験して、更に薬物で快感を得たいのだろうか?
異性には困らないように見える元イケメン俳優、美しい妻や子がいるにも関わらず、別の女性との性行為を重ね、更に飽き足らず、薬物を使用しての性行為で人命を失う結果に、そこまでの代償を払ってまで行う薬物の快楽とは?
薬物だけでない、心に潜む欠乏感
薬物以外でも、知事や官僚という立場でありながらの回春。国民的な美人と結婚した男性タレントの回春的な不倫など、彼らが努力して獲得した地位を些細な欲望で簡単にぶっ壊してしまう、頭のネジが飛んでいるんじゃないかと思うような事例が多々ある。
一生、遊んで暮らせるお金がありながら、更に無謀な成功を求めたが為に、失敗し破産する音楽プロデューサー。
男性だけでなく、女性にも欠乏感はあるのではないだろうか。
例えば人気のある女性メディアアーティストが雑誌で対談した際の発言が炎上した。
「男性は自分で産めないから、女性に代理出産させてきた」
「これからは卵子保存、代理出産の時代がくる」
(男性社会により、女性にチャンスを与えられない不平等、女性としての幸せも享受したい)
このようなフェミニズム的な発言もある種の欠乏感から発せられるのではないだろうか。(もちろん彼女達の言うように社会構造に欠陥がある部分もあるだろう)
人間というのは、成功しているように見えても、その人の地位や名誉に関わらず容易く足りないという欠乏感に大なり小なり陥ってしまう。
僕の事例
有名人の事例からすると、些細なことかもしれないが、
毎月の生活費や経費の引き落としで貯蓄が一時的に少し減ると、良い気持ちにはならない。
僕はパソコンを持っている。
デスクトップ、ノート、タブレット、スマートフォン。
しかし、それらをフル活用しているわけじゃない。
タブレットとノートは、あれば便利、無くても困らない物だが、失うのが怖い、手元に無いと不安だ。
些細なことだが、次第に満足することができなくなる、これもある種の欠乏感ではないだろうか。
しかし、僕が先程あげたような有名人になったとしたら、同様に欠乏感は大きくなるだろう。
まとめ 私は十分に持っている幸せだ
既に十分持っているのに新しい物が欲しくなる、新しい快感やスリルが欲しくなる。
- 新しい家
- パートナー
- 快楽
- 持ち物
- 名声
有って当然の物やサービスは、本当は当然ではない。
欲は人間が成功し発展する為の、健全な心理。
しかし、既に十分に満たされていることを失ってまで駆り立てる欲求に呑まれてはいけません。
薬を使わなくても十分に気持ちいい気持ちは味わえるし、誰かを傷つけなくても十分に自分は楽しめる、寂しくない。
そうやって時々確認してみることが、大切なのかもしれませんね。そんなこと言って今日もAmazonでポチってしまいましたが。
それではまた。
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