何かを成すには覚悟が必要

世間の誘惑に惑わされてはいけない




人が遊んでいる時にコツコツ積み上げてようやく何かを掴める

世間の誘惑に惑わされてはいけない 。2020年11月、コロナ禍により疲弊した飲食・観光業を救うた為に、政府が打ち立てた、GoTo キャンペーン。

大阪、京都、東京、札幌、全国の人気観光地にコロナ禍に関わらず、多くの人が殺到した。

GoToキャンペーンと感染者の因果関係は、不明、証明できないが、感染者は自粛要請が出された、大一波の数を上回る人々が新たに感染した。

さて、GoTo のキャンペーンに関わらず、日本人というものは、ゴールデンウィークや盆、年末年始、など大型連休に一斉に同じ行動を取る珍しい人々だ。

高速の大渋滞、空港、駅の混雑は正にカオス。客観的にみて滑稽なムーブメントだと思う。

仕事で疲れた心を、癒しに出かけたいのも分かる、普段からみんな頑張っているのもわかるが、とても癒されているように見えない。

観光業だけでなく、日本では人と同じ、みんながやっているから、という同調圧力が強い傾向にある。

音楽や芸能、テレビ、映画などの娯楽でそれは顕著。

かつてGHQの敷いた、国民を都合よくコントロールする為の政策、3S政策がまんまと成功した事例だと思う。

  • Screen (映画・芸能)
  • Sport(スポーツ・娯楽)
  • Sex(恋愛・性)

試しにカフェに行って、若い人達の会話に耳を澄ませてみるといい、多くの人が3Sに該当する話題をそこら中で聞くことができる。

世間の誘惑に惑わされてはいけない 成功したいならば、日本人の習性と決別する決意が必要

前置きが長くなったが、以上のような日本人的習性と決別しないと、何かを成すこと掴むことは不可能だと僕は思う。

勿論、協調性があるなどの日本人の美徳と呼べる習慣、風習や誇れる文化は沢山ある。

しかし、上記のように、みんな行っているからと自分で判断ができない、なんとなく、政府が言ったから、政治家や行政が悪いからなどと、自分で自分の身を守れない、右往左往とオールドメディアに踊らされる姿、平和ボケ、思考停止、他人任せ、これらは間違いなく日本人の悪習だ。

人生において全てを手にすることは難しい 時間を差し出してようやく登れる山

ある有名な海外のミュージシャンが雑誌のインタビューで言っていた。

「僕は、子供の頃から演奏が好きだった、だから夢中になって練習したよ、時には友達と外で遊びたかったし、女の子とデートに出かけたかった、けどプロになるって決めてから、全て断った。

世間の人は、僕が何でも手に入れているように見えて、羨ましく思うかもしれないが、僕は誰に言われるでもなく、子供の頃から全ての時間を差し出して、ようやく手に入れたんだ。

だから、音楽をこれから目指す若い子には、誰が楽しそうに遊んでいても、気にするな、自分のやるべきことに集中するんだ」

まさに、最近読んだ世界的なスポーツ選手のインタビューでも同様のことを述べていた。

孫正義 氏も、一つ大きな山を見つけて他のことには目もくれないで、登る覚悟を決めることだと言った。

学歴は関係ある

学歴で人生が決まる のかどうか

2019.09.27

これは、法則なのかもしれない。

もちろん人生やクリエイティブには、余白が必要だ、しかし余白が大きすぎると、ポッカリと人生に穴が開くものだ。

人を羨ましく思う時

ニュースを見て、他人を羨ましく思う人。他人が幸せそうに見える人。

自分のやるべきことに、自信と誇りを持って取り組むべきだ。

みんながやっているから、息抜きしたいから、ハメを外したいから、これらの何となくの流れに呑まれてはいけない。

誘惑に惑わされてはいけない、人のSNSを見て、他人と自分を比べて劣等感を抱いてはならない。

何かを成す為の、必要な投資をしていると思って集中して欲しい。

世間の誘惑に惑わされてはいけない まとめ

何を成すか、正直人それぞれだと思ってます。大層なことでなくてもいいんです。遊びも大事です。

春は花見、夏は海水浴、秋は行楽、冬はスキー、みんながやっているから、他人の目を気にして、どこも行かないのはみっともないから

「何となく」

それはとてと危険な兆候です。

人生は有限です、貴方の意思に反する、何となくの雰囲気に時間を差し出していては、貴方の使命をまっとうする時間が足りなくなるかもしれません。

岡本太郎 氏は言いました。

「ほとんどの人、90%以上の人が、頑張っていても、何も成さないで死んでいく、何となく生きて、何となく死んでいく」

何となくで過ごすと、何となくの終わるのでしょう。1人でもそうあって欲しくないものですね。

それではまた。

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自分の中に毒を持て
岡本太郎 著


著者について
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。
パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。
40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。
51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。
70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。
96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
岡本/太郎
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参画。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で『太陽の塔』を制作し、国民的存在になる。96年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




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