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気になるアトピーの皺
アトピーの皺は消えるのか 、アトピー性皮膚炎で悩まれている人は炎症が、落ち着いたとしても、乾燥と皺に悩まされる。
この皺は消えるのか、
結論は、完璧には消せないが、他人の目を気にしなくてよい普通の生活ができるまでには治せる。
アトピーの人にとって普通の生活はとても重要。
アトピーの皺は消えるのか 僕の経験
重度のアトピー性皮膚炎患者の方の肌は、最初の綺麗な肌の面影さえない、まるで火傷のケロイド状態だ。
僕のアトピー経験では、入院レベルの重度までは行かないが、
乾燥が酷く手の平一杯の落屑が、毎日、顔や身体から起こった。それまで市販のクリームを塗るなど自己治療を行っていたが、酷くなる一方で、
堪らず病院に駆け込んだ、そこで処方されたのが、デルモベートステロイド軟膏とセレスタミンという飲み薬。
これは、アトピー性皮膚炎の治療で使用される最強レベルのステロイドの軟膏と飲み薬だ。
これらを使って1週間以内に、まるで嘘の様に肌が綺麗になった。
生まれ変わったような気分だった。
ステロイドの力を借りたが肌は綺麗でスベスベになった。
しかし、後で後悔することになる。
アトピー性皮膚炎の皺の原因
アトピー性皮膚炎の皺の原因の殆どが、皮膚を掻き毟る行為。
アトピー性皮膚炎患者の皺は、加齢の皺ではなく、無数の細かな引っ掻き傷が見受けられる。
掻き癖だ。
掻かなければ、皺は軽減する。
しかし、掻かないからアトピーが、治るわけではない。
アトピー性皮膚炎の皺の治し方
アトピー性皮膚炎は掻いても掻かなくても肌の痒みは発生し皮膚の炎症は起こる、そして治らない。
痒みは、肌を掻くことで毒物、デトックスを外に出そうとする身体の反応だと聞くが、
実際には肌へのダメージの方が大きく、ブドウ球菌などの感染症、白内障、脱毛症を招き、
痒いから更に皮膚を掻き壊す。
更に痒くなる。
負の連鎖に陥る。
アトピーの皺を治したいければ、まず掻かないことだ。
掻かないだけでなく、擦って摩擦させる、肌を叩くのも良くない行為。
しかし、アトピーの痒みは我慢の限界を超える痒み。
医学では痒みと痛みは神経を伝って起こる、痛みは理解されるが、痒みは健常な人は想像し得ない地獄。
アトピーの皺を治したいなら、掻かないこと、掻かないことは痒みを出さない、痒みを出さないことは、食べ物に気をつけ、適切な通院と処方、メンタルのケアなど、
総合的な治療が必須。
アトピー治療に、これさえ気をつけたら万事OKという一点突破は無い。
アトピー性皮膚炎は油断が即悪化に
先に書いたが、僕は最強のステロイドを使って治ったように見えた。
しかし、当時あまりにもアトピーの知識がなかった。
魔法の薬を手に入れ油断して、通院を止めて自己診断に走り、好き勝手に薬を使った。
不規則な生活で好きな物を食べて飲んだ。
使い過ぎた薬の副作用が現れそこからアトピーが難治化した。
アトピー性皮膚炎治療に大事なことは中道
- アトピー性皮膚炎を治したければ正しい知識を学ぶ
- 医師の診断を真面目に受ける
- 1人の医師の言うことをそのまま鵜呑みにしない、セカンドオピニオンを持つ
- ステロイドなど薬を正しく使う
- 薬を過信しない
難治化したアトピー性皮膚炎患者は、
脱ステ、脱保湿、断食、民間療法、宗教など極端な方向に走りがちだが、
1番大事なのは自身が賢く懸命になること中道を保つこと。
アトピーの皺は消えるのか まとめ
アトピーの皺を治したい、それはアトピー性皮膚炎そのものの治療を行うことと同義です。
まずはアトピーを治すこと、落ち着かせること。
僕も、ステロイドは弱いレベルまで下がり、状態が落ち着くと少しずつ、肌本来の回復力でアトピーの皺は目立たなくなってきました。
このオイルや、この食べ物やサプリがアトピーに効くなど色々ありますよね。
でも、1番の治療方はアトピー性皮膚炎を改善する小さな習慣作り。
例えば、
掻かない行為は並大抵ではない、だから1日に100回掻いてたら、それを半分の50回に減らす。
1年で36,500回、掻き毟っていたのを、18,250回まで減らせたら、それだけで皺の数も減らせます。
例えば、甘いものが好きな人は、1日スプーン一杯分の摂取を減らせたら年間で1キロ近い砂糖を控えたことになる。
軟水の水を1日コップ一杯多く飲むだけで、年間10リットル。
他にも1日の睡眠時間、タバコ、お酒、など色々。
アトピー性皮膚炎の治療は、焦らず長い目で見てください。
ほんの少し負担にならないくらいの、自制が年間で大きな改善に繋がりその分、貴方の肌は本来の状態に近づきます。
とくに健康な子供の肌は、ココナッツオイルを塗ったり、サプリを飲まなくても本来は綺麗ですよね。
本来、健康な肌は、何も特別なことをしなくても綺麗なんです。
そして、大人のアトピーは小さい頃からの積もり積もった習慣が影響していることも多い、
まずは小さなことから
諦めず頑張ってください。
あなたはどう感じますか?よろしければコメント欄へご投稿お願いします。
それではまた。