人の幸せを喜べなくていい
人の幸せを喜べない そんな悩みはないだろうか。友達の成功や出産、出世、結婚、楽しいこと。
喜べない自分は心が貧しいのだろうか。心配しなくてもいい。それはごく普通なこと。ただし、事実を認め一度受け入れることが大事。
人の幸せを喜べない どうして喜べないのか
ニューヨークのとある、コールセンターにかかってくる顧客からの電話で顧客が最も多く使っている単語がある。
それは「 I (私)」という単語。(D・カーネギー著:人を動かす より)
人間は、自分への興味が絶えない生き物だ。人間とは利己的な生き物なのだ。
友達の出産よりも、自分の明日の仕事の方が大事なのだ、もっと言うと、友達の出世よりも明日の自分の食事の方が気になるものだ。
それは悪いことでもなく、そういうものなのだ。それを無理して自分のことより、利他の精神が大事だと刷り込まれているから、友達の優先順位を上げようとするから、人の幸せを喜べない自分に劣等感を抱く。
ほら、また自分に意識が向くでしょ。そんな事をしていたら、それは偽善と呼ぶのかもしれない。
人の幸せを認めてあげること
人のことはどうでもいい、他人と自分を切り離す記事を書いたことがある。
自分と一切関係のない他人の噂話や他人の成功への嫉妬、人のことはどうでもいいじゃないか、君に影響ないことは手放してしまえ。
そして、人の幸せには「イイね」を押してあげること、そして手放す。
人の幸せを喜ばなくても「イイね」を送ろう
SNSの機能に「イイね」という機能がある。それを現実の世界で使うといい。
人の幸せを心から喜ばなくても、事実を認め受け入れ現実の世界で「イイね」をしてあげると負担にならず心が楽になれる。
無理して祝福したり、喜んでるふりをしたり、ましてや嫉妬をする必要はない。
事実に対してのみ「イイね」と反応してあげて、手放せばよい、あとは時間が流れてしまうだけだ。
- 友達が結婚した 「イイね」
- 同僚が出世した 「イイね」
- 同級生が出産した 「イイね」
- 友達が素晴らしい体験をした 「イイね」
- 前澤さんから100万円貰った 「イイね」
- 世の中の無数の幸せなニュース 「まとめて イイね」
人の幸せを喜べない まとめ
他人の幸せに目を向ければ、キリがない、嫉妬する必要もない、全てに反応していたら自分の心が参ってしまうものです。エネルギーは有限。
生きていれば、人生色んな状況が訪れて来ます。自分の状況が悪い時に他人の幸せを喜ぶことなんて聖人君子でない限り難しいでしょう。無理かもしれない。
心から人を祝福する感情は、自然に湧き上がるもの、喜べないからと悩んでいるうちは、
その人が羨ましいとか、悔しい嫉妬するとか感情的なことは置いておいて。
けれどその事実は「イイね」そんな感覚で、「イイね」ボタンを押す感覚で、受け入れてすぐ手放すこと、無理をしないことが、大事だと思います。
それではまた。
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