コロナウイルスから学び正しい情報を選ぶ習慣を

情報に踊らされない




情報に踊らされてはいけない

情報に踊らされない 世の中には情報が溢れている。自分で意思決定しているつもりでも、僕達は自分の人生を、情報に操られて決定している場面が少なくない。

2020年1月後半から中国武漢市で、発生した肺炎を起こすコロナウイルスをきっかけに、僕は、情報に対しての向き合い方を改めて考えてみた。

コロナウイルスが世界を騒がせている。当然、国の近い日本にも蔓延の兆候が見られ、国民は、得体の知れないウイルスに恐怖心を抱き、政府や政治家、役人の度重なる失策に人々は、政治家への不信感を増幅させている。

  • 中国人観光客の入国に厳しい規制をかけられず保菌者の入国を許した
  • マスクの買占めによる、市場のマスク不足にも関わらず自治体や政治家は中国へマスクを数百万枚支援し、日本人の間や病院などで予防ができない状況を作った
  • 中国人観光客のインバウンドを優先した為に、各興行が中止になる、日本人の他国の渡航にも制限がかけられ、中国以外の観光客が減少
  • 横浜に停泊中の他国のクルーズ船ダイヤモンド・プリンセスへの杜撰な対応で更に感染者を増幅させ、いわれのない他国メディアの批判に関係者を晒させた
  • 感染者の経路を発表しない
  • 国内で発症した外国人は無料で治療、日本人の検査は感染の疑い程度では検査しない
  • 国難の時期に国会では、桜、久兵衛のお寿司、領収書など、野党のくだらない追及。

以上のように、国民の命に関わる案件に対し政治家の質の低さに、国民は、どこの国の政治家なんだと?すでに怒りを通り越して呆れかえってもいる。そして誤った情報も垂れ流されている。

情報に踊らされない メディアの流す情報を鵜呑みにしない

当初マスコミの報道やコメンテーターの意見では

  • 感染率は低い
  • 人人感染は無い
  • 感染しても症状は軽い

このように楽観的なものだった。

しかし現実は、全て真逆だった。感染率も高く、人から人に2次3次感染を起こし、致死率は2%と発表された。

インフルエンザは、年間1,000万人が感染する。仮にインフルエンザ並みに感染者が発生した場合、死者は20万人に及ぶ計算がたつ。

マスコミや政府は中国政府の嘘の情報を元に後手後手の対策を行い、このような大惨事を招いた。あげくに政府の国民に呼びかけた自衛策は、人が集まる所に行かないなどと言う、非現実的な呼びかけを。

ネットでもパニックで様々な情報が拡散される

ツイッターでは、「私は感染予防のプロだ感染率は低い、感染しても大したことない、専門外の医師が不安を煽るな」など匿名の自称医者と「最悪を想定して対策すべき、中国人の入国を禁止、感染者の隔離をなぜやらない」高須クリニックの院長などの有名人が意見の食い違いからバトルに発展し、意見が違う者に分かれてお互いを吊るし上げる。

神戸の感染が専門の神戸大学の岩田健太郎 教授 が私はクルーズ船の中に入った。中はアフリカや中国より酷い、現場の感染症の素人の権力者に追い出された。

その教授に対して、ネットでは、コイツは不法に船に侵入した追い出されて当然。コイツの過去のツイートを見るとコロナは怖くないなどと抜かしていた掌返し、過去の都合の悪いツイートを削除している、完全に反政府、左翼だ。

など、さながら魔女狩りのような様相を呈して、左右から賞賛や批判の声が拡散されている。

そして、野党は政府を引きずり落とす為の粗探しや審議拒否をチラつかせるなどの暴挙

彼らは、彼らなりの正義があり、人々を助けたい思いがある点は共通しているのだが?

それに振り回されあまりに情報が二転三転する為に、僕もそうだが、一般の人々は、何を信じたらいいのかわからない状況だろう。

ステレオタイプにならない為に普段から様々な視点から情報を仕入れて選択する

一般人には、反中国、左翼、右翼、政府の都合、官僚体質、などは関係ない。思想が違う者同士が争っていることは、どうでもいい、とにかく一刻も早く事態解決に向かって欲しい。

しかし、以前にも記事に書いたが、手の届かない出来事、上記のような根本解決は、一般人には与り知らぬこと。

メディアから流される一方の主張だけ、を鵜呑みにして、感情的に誤った意見に賛同して、知らぬうちに国民の安全の足を引っ張ることに加担している場合もある。

日頃から、反対の意見や立場の違う人間の意見も仕入れて情報を自分で精査しなければならないと僕は思う。

神戸大学の教授とクルーズ船の中で必死に対応している人物では、お互いに見えている景色は違う、ネットで見ている僕達の見える景色も違う。

よく知らないのに、専門家ぶったり、評論家になるのは、自分の判断や思考を鈍らせる。

僕達にできるのは、自分の身に直接、間接的に迫る危機のことは、意識を持って極端な論調などに偏らない。

そして、次回の選挙の時に、候補者をしっかり調べておく、過去の発言や、失態、組織や人の繋がり、実績、声など、調べ。政治家に向かない器の人間を、徐々に徐々に、地道に、選挙毎に、ふるいにかけて行くことが無駄と思えるかも知れないが、基本的なこととして大事ではないだろうか。

情報に踊らされないまとめ

今の時代、情報で溢れかえっています。何が嘘か本当かわからないくらいに。一見聞こえの良い情報もその裏には、不穏な思惑が隠されていることも、僕達が情報から身を守る為に普段から、一方的な情報に耳を傾けず、様々な視点からの、情報を精査する必要があります。

自分に必要ない、他人の噂や、不倫、争い、恋愛や性の話、くだらない話に耳を傾ける必要はありません。

これからの人生すべてのケース、仕事や恋愛、生き方など、情報を取捨選択することが大事ではないでしょうか。

人類の思考は無限かもしれませんが、1人の人間が実際に一度に使える量は有限、どんなことに心を向けるか本当に大事です。

自分がうまくいかないことを政治の責任にすり替えるのも違う、しかし未来の為に変えなきゃいけないこと、

大きな流れや時代のうねりは、1人では変えることは難しいでしょう。しかし、小さな意見と行動が大きなうねりを生み、動かすのだと思います。

それではまた。

そのほかの記事もよろしくお願いします。

政治のせいにする人

政治のせいにする人

2020.01.08




1 個のコメント

  • 視点を変えれば、命としてのウイルスが悪いわけではない。ウイルスは子孫を残すために機能しているだけ。
    その過程で寄生された人間の健康、生命、社会生活が脅かされている。
    できる限り正確な情報を基に防衛する姿勢が肝要だと思う。
    過剰に恐れ、反応しそうになった時、命としてのウイルスと私たち人間は、おなじサイクルのなかで存在していることを認識したいと思います。
    過剰な恐れは、破壊しか産まないのだから。

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