老後に怯えるのはよそう

老後への悲観論

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僕達の人生の目的は老後を生き抜くことではない

老後への悲観論 。政府、金融庁が発表した老後に2,000万円必要になるとか、2019年の出生数は90万人を割りましたもう年金だけでは生きていけなくなる。

人生100年時代、老後危機など、相変わらず、世の中では不安を煽り、責任を誰かに擦りつけ、そして未来への悲観論が蔓延している。

僕は、時々 YouTube で平成初期や昭和、僕が幼かった頃の番組やニュース、CMを見るが、

昔から相変わらず、マスコミは、稀に見る大災害、スキャンダル、政治の腐敗、金融不安、ノストラダムスの予言から、核戦争など世相を悲観するニュースを流しては「このまま日本はどうなるのでしょうか?」などと常に未来は良くならない、未来は悪くなると嘆いている。

我々は、前世代からずっと悲観論に苛まされ病んでいる。

老後への悲観論 今を犠牲にしていないか

老後を豊かに暮らせたらどんなに楽だろうか。しかし、老後の為に今を犠牲にしては、本末転倒ではないだろうか。

  • 老後の為に、退職金をたくさん貰う為に公務員や大企業に入ろう
  • 老後の為に、欲しい物は我慢しよう
  • 老後の為に、海外旅行に行くのもよそう貯蓄に回そう
  • 老後の為に結婚しておこう
  • 老後の為に子供は作っておこう

このような発想は、老後への恐怖心や老後に詰むこと、苦労することを前提とした発想である。老後の為に今を我慢する必要はないし、老後が苦しい前提なんて取っ払ってしまおう。

僕達は、老後に生きているわけではない。今日を生き明日を生きその積み重ねが未来を作る。

今日が苦しい、辛い、老後が怖い、未来が不安、だから我慢しないといけない。

思考は現実を引き寄せる。

毎日、不安と恐怖心を、積み重ねて明るい未来へたどり着けるだろうか。

人間は悲観的だから生き残れた

人間は、遺伝的に、マイナス思考を持った生き物だと言われている。だからこそ、危険を回避し生き長らえているとも言える。

地震が来るかもしれないから用心しよう。いつ何があるか分からないから保険に入っておこう、蓄えておこう。不安を変換し行動することが大切。

問題は、不安が原因で自分自身や可能性に制限をかけてしまうこと、マスコミや悲観論者は、不安を煽り怯えるだけで、解決方法やもっとポジティブに変換できる提案をしない。

できることといえば、

  • 金は使うな
  • 年金に入っておけ
  • 有名企業で働いて退職金を貰え
  • 公務員がいい
  • 負け組になるな

などと社会のレールを敷き、乗り遅れるなと人の可能性に蓋をしている。

逆に、終身雇用が崩壊した今

  • 若者は起業した方がいい
  • 公務員になるな
  • 有名企業をあてにするな
  • どんどん海外に出て行け
  • お金は貯めるな使え

そのようなことを言う人は、少数ではないだろうか。

そんなことをしていたら悲観論者は、「老後大変なことになるぞ」と言うかもしれない。

70代の年金暮らしのTSさん

今も半分、現役で年金を貰いながら仕事をしている。70代のTSさん。

彼は言う。

「これから日本は良くなりようがない、100%言い切れる、君達若者は、できるだけ多く年金を貰う方法を考えた方がいい。」

「今、年収はいくらなんだ?できたら有名企業に入って退職金を貰うのがいい。 楽してお金は稼げない、やりたいことをやってお金を稼げるのはほんの一握り、甘くないよ、苦労して汗水流さないとお金は稼げないぞ。」

「年寄りの戯言かもしれない、余計なお世話だが、老後のことを考えてやっておいた方がいい。私もそうやって来た。だから今、多少なりとも、自由にやれてる。」

目の前の快楽に溺れ、日々浮き草のごとく生きるのは、辛い未来が待っているかもしれない、だから彼の言うことも一理ある。

しかし、彼の言うことをそのまま、今の若者達が実行して幸せになれるだろうか?

彼の中で未来が暗いという前提がある以上、行動や選択肢も暗いものになってしまわないだろうか、やりたいことなんて、そんなに甘くはない、我慢して我慢して、やっと気休め程度に報われるんだと。

老後への悲観論 まとめ

未来に対する対策は、悲観的に行っておいて、損はないと思います。例えば、地震などの災害対策、1%でもこんなことがあるかもしれないから厳重に対策するなど。

老後の資産運用もそうでしょう。

しかし、行動そのものがネガティブになり、可能性に蓋をしてしまっていないだろうか。

老後が心配だと言っているのは、60代など差し迫った世代がほとんど、今の10代から40代にそのまま適応できることではありません。

もちろん、このまま行くと楽観視はできないのも事実。

しかし、このまま行くとです。

世の中や時代は移ろい、一定の形を留めることはあり得ません、このまま行くと地球も人類は滅びるでしょう。ただ手をこまねいて、指を咥えて、嘆いて、衰退を受け入れ、自分だけが老後に生き残る術を探すのか。

命は困難に争うものです。だから進化して来たのではないでしょうか。僕は、このままという未来は来ないと思います。悲観的に対策を行い楽観的な行動を行い、また別の未来が来ると思います。

未来は良くなる自分の住む国や地域は更に良くしていける、そう信じることが大事ではないでしょうか(米誌:最高の国ランクで日本は2位に浮上 2019年

日本の将来が心配だという方におすすめの本が下記のトルコ人エコノミストから日本を見た「それでも強い日本の経済」です。トルコ人から見ても日本人は悲観論から脱却すべしと著書に記しています。興味があればぜひご覧ください。

それではまた。

その他の記事もよろしくお願いします。

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それでも強い日本経済!
エミン・ユルマズ 著


日本人は「悲観論」から脱却すべき!
テレビで活躍中のトルコ人エコノミストが分析する、日本経済の未来!新冷戦、通貨危機、日本破綻、不況etc.米中貿易戦争、米ロ対立構造、くすぶり続けるシリア内戦、北朝鮮問題、見えない日本経済のデフレ脱却への道・・・・・・。世界経済は新冷戦の構造へと変化していると説く著者が、グローバルな視点から今後の世界経済の行方を読み、日本経済がV字回復する道を示す! 野村証券で9年間、さらに四季リサーチに入社、同社グローバルマーケティング担当執行役員という経歴をもつ著者の先見の明やいかに! ?

【会社四季報の達人が教える日本経済の行方】
政治的経済的に自信を無くした日本人⇒ (こわい・・・)(こわい・・・)(ホントかな?)←マスコミのあおりに疑問を持つ人
表にみえる現象⇒ドル安、テロ、原油高、VIXトルコリラショック、日本破綻、不況?、年金
日本人にとってのブラックボックス⇒【米中新冷戦】【ETF自動取引、トルコの政治】【実は強い日本経済】

■第1章 日本の明日をポジティブに考える
□第2章 世界は“新たな冷戦”の構造へ
■第3章 仮想通貨とVIXショック
□第4章 日本の無理と無駄と弱点、そして強味
■第5章 複眼経済塾流株式投資の心得

エコノミスト、為替ストラテジスト
トルコ・イスタンブール出身。16歳で国際生物学オリンピックに優勝。翌年日本に留学し、1年後に東京大学理科一類に合格。東京大学工学部卒業。同大学院にて生命工学修士を取得。
卒業後、野村証券に入社し、M&Aアドバイザリー業務、機関投資家営業業務などに従事。
2015年に四季リサーチに入社、2016年に複眼経済塾取締役・塾頭に就任。
現在、トルコ国立報道機関アナトリアンエージェンシーの専属アナリストも務めている。
ツイッターを中心にソーシャルメディアから毎日情報発信中。
日経マネー、四季報オンライン、ダイヤモンドザイFX! における連載をはじめ、日本メディアにて活躍中。
公式ツイッター @yurumazu