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わがままな高齢者 あなたの周りにいますか?
わがままな高齢者 がいます。普通は若い頃はヤンチャだったけど歳をとって丸くなった。歳を重ねると物腰が柔らかくなるそういう風にいわれるケースが多いようです。
歳を重ねると わがままな高齢者 になるケースがある
わがままな高齢者 子供の頃は、あまりイメージできませんでした。ちびまる子ちゃんの友蔵爺さんとか、アニメのお爺さんお婆さんって優しい徳の高いイメージですよね。
しかし歳を重ね逆にわがままになるケースもあります。どうしてそのように、わがままな高齢者になるのか確認して、どのように接して行けばよいのか考えてみました。
歳を重ねて わがままな高齢者 になるケース
- 若い頃に活躍していた自信があり、自説を変えない、柔軟性がなくなる
- 衰えを受け入れられていない
- 気を使われて当然だという感覚
- 脳の老化により感情コントロールが難しくなっている
- 生きた時代背景が主張の強すぎる性格を生んだ
わがままな高齢者 事例
僕の周りで関わりのあるYさん
パソコンを扱うことが苦手で、僕へ送信したメールが届かないことを、僕に文句を言う方がいます。
この方の特徴は、
- 【自説を曲げない】若い頃に努力して来た自負と自説があり、まず自分が間違っているかもと考えない点です
- 【自分がルール】とにかく自分の話や要求が先で、相手に先に伺うことをしない、相手への配慮に欠ける点
こういう方は合わせて、世の中への不平不満や身の上話などの話がダラダラと長いのも特徴です。
わがままな高齢者 に出会ったら
色んな事例を検索すると【老害】と呼ばれる、わがままな高齢者に困っている方は多いようです。電車やバス停で出会う突発的な事故のような場所は、気にしないのが1番でしょう。もう2度と会うことがないと思い流しましょう。
ローマ教皇庁と天動説から考察する老人は変わらない説
紀元前4世紀から16世紀まで、当時、教会が大きな権力を持っており、地球は神が作った物で、地球が宇宙の中心であり、宇宙が地球の周りを回っていると信じられていました。これが有名な天動説。
しかしその後、天文観測の技術も進歩し、地球が自身が回っているとする説を唱える、コペルニクス、ガリレオやニュートンなどの学者が現れ、迫害などを受け地動説は虐げられてきました。
その後、現代までに多くの実証が示され、地球が自転しながら、太陽の周りを回っていることは常識となりました。
しかし、1992年までローマ教皇カトリック教会は地動説を認めておらず、1992年以降にようやく正式に地動説を受け入れました。
なぜ最近になって今更なのか?その理由は簡単です。
世代が変わったから。
天動説を捨てれない老人が皆、死んでいなくなったからです。
ローマ教皇庁ならびにカトリックが正式に天動説を放棄し、地動説を承認したのは、1992年の事である。しかも、それはガリレオ裁判が誤りであったことを認め、ガリレオの異端決議を解く際の補則、という形での表明であった。ガリレオの死から359年が経過していた。
2014年、アメリカ科学振興協会は、アメリカ人の約4人に1人は、いまだ地球が太陽の周りを公転していることを知らないという結果を公表している。
わがままな高齢者 変えようとしてはいけない
以上のように、もし身近にわがままな高齢者がいて困っている方は、残念ですが、人生の晩節まで生きて来られた方は変わりませんし、脳がそのようになっています。
僕の場合は自分の身を守る対応は次の通りです。
- 粛々と対応すること
- 自分の言い分と相手の誤りを事務的に伝える、言い負かそうとしない
- できないことはキッパリ断る
- その方との関わりを優先しない
- 期待しない
決して冷酷になるのとは違います。その方との関わる時間はそう長くないと思い以上のような対応をしています。かえって親切にしてしまい余計な火の粉を被り自分の人生を浪費してはもったいないと思います。
人の幸福も願って生きて行ければ、理想的ですが、聖人君子ではありませんので、わがままな高齢者の方の健康は願いつつも、必要以上に関わらないと決断しています。
それではまた!