習慣が思考のパターンを形成
習慣の積み重ね について。自分の人生が上手くいかない 悪い思想に囚われて苦しい、そんな人は多い。
今、自分の人生が自分の手に無いならば、習慣を見直す必要があると僕は思う。
人間というのは、無意識に思考に引っ張られ、自分の思考に都合の良い景色を見て、その思考の色に適した選択肢を選んで、自分の物にする。脳や潜在意識はそのようにできている。僕達は潜在意識に操られている。
まさに思考の中毒。人は何らかの中毒にかかっているようなもの。
偏った思考は、いざという時の選択肢を物凄く狭くしてしまう。時に悪い選択肢しか選びようがなく人生が行き詰まってしまう恐れもある。
自分の悪しき習慣を断ち切ろう
些細なことの積み重ねが人生を作る。
例えば
- お金のことばかり考えている
- 異性のことばかり考えている
- いやらしいことばかり考えている
- スマホばかり見ている
- 人の欠点ばかり見ている
- 愚痴ばかり
- 批判ばかり
- 死に金を使う
お金のことばかり考えている
お金への欠乏感から、全ての基準がお金に偏るように潜在意識に日頃からインプットしている。人の価値を年収や財産、持ち物の値段で測ってしまう。
異性のことばかり考えている
最大の価値観は、恋愛。
恋愛至上主義。
道を歩いていれば、すれ違う異性が気になる。異性にどう思われるか、自分の行動の選択肢が異性に制限されている状態。
いやらしいことばかり考えている
パソコンを開けば無意識にAVや風俗情報の閲覧。街を歩けば女性を目で追いかけ、何か性的な欲望を満たす満足感が得られないか、アンテナを張っている。まともじゃない状態。
スマホばかり見ている
歩きながら、通勤、通学で、食事時に、人と話していても、とにかくスマホが気になる人、そんなに大事なことがスマホに載っているのだろうか。しかし大抵は、SNSなどくだらない暇つぶし程度の物だ、スマホに人生をジャックされている。
愚痴ばかり
何かにつけて、不平不満、愚痴、文句、悪口、噂話、これらは多くの人の人生を阻む悪しき習慣だろう。
批判ばかり
根拠のない上から目線で批判することが癖になっている。挑戦するものを笑う。一生懸命になることを阻む、ドリームキラー。
偏った思考を元に自分の都合のいい部分だけ良いように解釈し、意見の違う他者へ対して批判的に攻撃的になる。
死に金を使う
コンビニでつい買ってしまう、余計なもの。使わない着ないのに買ってしまう衝動買い。ギャンブルやキャバクラ、風俗。一瞬の快楽の為に失うお金。使ったお金が新たなお金を招かない使い方。
悪い習慣を良い習慣に置き換えられたら
以上のように、人間の感情は、放っておくと悪い習慣へといくらでも流れてしまう。僕自身にも無駄使いやスマホの見過ぎなど身に覚えがあります。一見して些細な習慣が人生を形成する。
もし
- スマホを見る時間を英語の勉強にあてたら?
- 愚痴をブログ執筆にあてたら?
- いやらしい願望を筋トレに置き換えたら?
- 死に金を寄付や投資に置き換えたら?
悪い習慣を止めて良い習慣作るのは難しい。
しかし、そんな悪い習慣を断ち切って、良い習慣を身につけれたら、人生はどんなに豊かになるだろうか。それには、まず決意してやる気を出し、良い習慣を持続できる方法を実践すること。
難しいことだが、それを根気よく続けていくしかないと思う。
習慣の積み重ね まとめ
僕は、10代の頃は怒りが抑えられなかったのですが、怒りを闇雲に発散するだけでは破壊活動に走ってしまうだけでした。
しかし、怒りの習慣を創造的なことへ変換する方法を実践して、3日坊主になって辞めたり、また始めたり、少しづつ繰り返しながら身につけました。
そうすることで長い年月をかけて習慣は変わり別人のようになりました。
脳の回路が怒り→破壊(物を壊す、人を傷つける)から、怒り→解決方法を考える、怒り=疑問、問題提起、このように回路が変わりました。
生きる者に欲望は不可欠、しかし欲望の発散はダイレクトすぎると下品になり自分や周りを傷つけることもある。しかし悪い習慣も活かし方次第で物凄い創造的な表現へ昇華できます。
怒り=ロック、異性=心理学、お金=経営者、人助けなど。
そんな、脳のやる気をコントロールするのにお勧めの本が「のうだま」
脳は、やり始めると「やる気スイッチ」が入り、報酬や驚きを与えてやると、脳は更に覚醒して素晴らしいパフォーマンスを発揮する、脳の使い方がわかれば、やる気をコントロールして人生をガラッと変えることができます。潜在意識はカーナビのような物、目的地をインプットすれば脳という乗り物がそこに連れて行ってくれる。そんな感じでしょうか。
それではまた
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
上大岡/トメ
1965年東京都生まれ。東京理科大学卒。一級建築士。大成建設勤務の後イラストレーターに。時に漫画も。山口県在住で中学生、高校生の母。単行本『キッパリ!』(現在は幻冬舎文庫に収録)が120万部を超すミリオンセラーになった
池谷/裕二
1970年静岡県生まれ。脳研究者。東京大学大学院薬学系研究科准教授。アルツハイマー病治療の研究から、記憶のメカニズム解明の一端として「脳の可塑性」に注目し、精力的に論文を学会に発表。その堅実な実験に裏打ちされた数々の革新的な研究により、文部科学大臣表彰若手科学者賞、日本薬学会奨励賞、日本薬理学会学術奨励賞、日本神経科学学会奨励賞など驚異的な受賞歴を保持する。最新の科学的知見を一般向けにわかりやすく解説した脳関連啓蒙書の累計部数は100万部を超えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)