勝手に写真を撮って無断で公開する人の心理と対策

勝手に写真を撮って公開する人




勝手に写真を撮るのは迷惑行為

勝手に写真を撮って公開する人 に困ってませんか?

スマホやSNSをみんなが使うようになり、勝手に写真を撮ってネットに無断で公開される被害が頻繁に起こるようになりました。

SNSが普及する以前は、写真を撮られても個人で楽しむ程度なら許容できていましたが、

ネット環境やSNSが普及したことで、それらを世の中にシェアすることが当たり前になり、何気なく写真を撮る行為が迷惑行為に。

公開しなかったとしても勝手に撮られた側は

  • 「その写真はどういう目的で撮ったのだろう…」と不安になったり
  • 「自分はいいけど子供は無断で撮って欲しくない」と心配になったり
  • 「本当は、撮って欲しくないけど場の雰囲気を壊したくない」だから我慢する

など撮られる行為そのものがストレスになることも。

勝手に写真を撮って公開する人 心理と特徴

勝手に写真を撮って無断でアップする人は、悪気は無いが、ネットエチケットを心得ておらず、目立ちたいなどの承認欲求が強い傾向があります。

純粋に写真が好きな人と勝手に写真を撮って、ネットに無断で公開する人は別とお考えください。

本当に純粋に写真が好きな人は、きちんとマナーを心得ています。

勝手に写真を撮って無断で載せる人の特徴

  • イベントなどでスマホやカメラを持ってウロウロしている
  • イベントが好きな人、テンションが高めな人
  • SNS上の友達がやたらと多い
  • いくつもSNSアカウントを持っている
  • スマホを手放せない人
  • 思い出、記念ごとが好きな人

などの特徴があります。

勝手に写真を撮って無断でアップされた 僕の体験

過去に会食形式の異業種交流会に誘われて何回か参加しました。
その異業種交流会に参加する人は、フェイスブックを活用して繋がりを持とうとする中年層。

誰かがマイクの前で話す時は、話そっちのけで、カメラを構えての撮影会。
料理が運ばれて来る度に、料理の撮影会。

使用されているカメラは、本格的な一眼レフからスマホまで様々。

自分が話す番の時に、ほんの1メートルくらいの所から一眼レフのカメラを構えた人達に写真を撮られ、撮られるのが好きではない自分には、大変に苦痛な時間でした。

その写真は、やはりフェイスブックや会の広報誌に無断で使われていました。
出会ったばかりの人にセルフィーを向けられた経験もありました。

このように誰でも一度は写真で嫌な思いをした経験はあるでしょう。
(逆に撮られるのが好きな人も、気にならない人もいるとは思いますが)

勝手に写真を撮ってアップする人 対策

ガツンと「撮るのは止めてください」と言えたら1番良いのですが。

言えない人の対策としては

  • まずそういう場所に行かない
  • イベントに参加する可能性のある場合は、事前に主催者や参加者のSNSを見て、広く写真を公開する人達か事前に確認して参加・不参加を決める
  • 会場などでカメラを持っている人に近づかない
  • フェイスブックのタグ付を許可しない設定にしておく
  • 自分だけでなく子供など撮られたくない人は勇気を出して、写真は公開しない、顔を隠すように注意する

勝手に写真を撮ってアップする人 肖像権の侵害 法律では?

勝手に写真を撮る行為 法的にどうか

僕の体験のように、写真を撮られることが想定される場面や場所で、勝手に写真を撮られた場合の肖像権の侵害は成立し難いそうです。

しかし隠し撮りや、本人が写真を撮られるのが嫌なことがわかって無理やり写真を撮ることは、肖像権の侵害やフォトハラなどのハラスメントに該当するそうです。

無断で写真を公開する行為は法的にどうか

上記のように、写真を撮られる可能性がある場所や場面での肖像権の侵害は成立し難いのですが、しかしそれを許可なく無断で公開した場合は、プライバシーの侵害にあたる可能性があるそうです。

勝手に撮影するまではギリギリセーフでも、広報誌に無断で載せる、フェイスブックなどのSNSに無断で公開する行為は、本来ならアウトです。

有名人がSNSや週刊誌でプライベート写真を撮られ、無断で公開されていますが、大きな名誉毀損に当たらない場合、訴訟を起こすコストや手間を考慮しても割りに合わない為に(一般人も同様)泣き寝いりされているようです。

以上のように、訴訟に発展する事例が少ないからと言って、有名人であっても一般人であってもプライベートを勝手に撮影して無断で公開する行為は、本来いけないことです。

弁護士ドットコム参照

勝手に撮られてネットに無断で公開された写真を消すには

ネット上で自分の名前を検索した時、自分の写真が検索にあげられて困ってる人がいると思います。

自分の写真をネット検索から消す方法は、 WebサイトやBlogの所有者、SNSアカウントの持ち主または運営(TwitterFacebookInstagram)へ削除するように申請するしかないようです。

機密性の高い個人情報(クレジットカード番号、署名など)が写真に写り込んでいた場合やリベンジポルノなどは、Google検索からGoogleが削除してくれるそうです。(あくまで検索結果からで消えるだけで、サイトやSNSアカウントの所有者が写真を消さない限りネット上から完全に消えるわけではない)Googleサポートを参照。

勝手に写真を撮ってアップする人 まとめ

1度出回って拡散された写真は、消すのが難しく、自分で守るしかないのが現状。知らない人に最小限でも写真を撮られないように対策をする必要があります。

ネットにあげられても、タグ付を許可しないなど、拡散防止対策をしておきましょう。本当に被害が出ている場合は法的な対策も考えてみましょう。下記の本も参考にどうぞ。

そして、自分が人を撮影する際は、撮影の目的と公開したい場合はきちんと許可を取るようにしましょう。

あなたはどう感じますか?よろしければコメント欄へご投稿お願いします。

それではまた!

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街頭の「防犯」ビデオ、事件の容疑者や被害者の顔写真、高速道路での記録撮影。監視カメラに包囲され、カメラつき携帯電話でいつでも・誰にでも撮影が可能な現代社会でプライバシーとともに侵されやすい肖像権の確立を、民事・刑事の膨大な裁判記録を整理して提起する。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
村上 孝止
1933年、愛媛県生まれ。早稲田大学文学部卒業。主な職歴は、日本新聞協会審査室長、マスコミ倫理懇談会事務局長。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです。)




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