交通警備の仕事はやめた方がいい理由

交通警備の仕事はやめた方がいい




若い人へ交通警備の仕事はオススメしない理由

交通警備の仕事はやめた方がいい 理由について。

僕は学生時代に交通警備で3ヶ月バイトした経験がある。

交通警備は道路工事に伴う大事な交通誘導の仕事で比較的、幅広い年齢層から男女問わず従事しやすい。しかし若い人が交通警備に就くことは止めた方がいい、その理由を述べていこう。

交通警備の仕事はやめた方がいい そもそも交通警備どんな仕事?

交通警備の仕事は主に道路工事現場での車両や通行人の誘導、監視を行う業務。

その工事業種はガス工事や、それに伴う事前のアスファルトカッター、アスファルトの張替え、電線工事などがあり、片側交互通行などはよく遭遇する現場だろう。

更に資格などを取れば高速道路など特殊な現場も担当できる。

交通以外では、建築現場や施設などで指定の場所に起立または周回して不審者の侵入などを監視する業務も警備会社によっては存在する。

交通警備の仕事は若い人がやる仕事ではない

交通警備の仕事は、学歴や年齢、性別、職歴、能力など特殊性は特に問われない場合が多い。

実際に交通警備の仕事の現場を見て貰えば分かるが、働いている年齢層は中高年がほとんど、僕が働いた警備会社の交通警備員は現役を引退した高齢の人や他に働き口の無さそうな中高年の人ばかりで、若い人は全体の5%にも満たない。

得られた経験はこの記事のタイトル通りの事を知る事が出来た。敢えて言うなら忍耐力が養われたか。

交通警備の仕事はハイリスク・ノンリターン

はっきり言って交通警備の仕事は儲からない。そして時間を浪費する。

現場によっては朝5時に起床し、車の免許があれば自家用車で長距離の移動を費やす現場を担当することも頻繁にある。

場合によっては同僚を乗せて移動することも少なくない。多少のガソリン代は会社から出るが日当は運転をしようが変わらない。

僕のバイトした警備会社は日当は7,000から8,000円前後だった。朝5時に起きて夜7時頃に帰宅。昼食代は出なかった。中には晩御飯の残り物の弁当持参の人もいた。

車で知らない場所を運転する際に交通違反をしてしまう場合もあるが、その場合は自己責任で罰金は自分の財布から。

人通りのない山奥で8時間ひたすら立っているだけという、退屈で時間を浪費する地獄のような現場も存在したし、珍しくもない。

このように交通警備の仕事は、若者が率先して従事する仕事ではないし、得られる経験も金銭も乏しい。

友達のYの悲惨な出来事

僕の友達も大学時代に交通警備のバイトをしていた。夜勤は昼より金銭的に割高になる為、彼は夜勤を選択していた。

夜勤の交通警備は、車通りは少ないが、見通しの悪い中で昼よりスピードを出している車両も多く、危険が伴う。

その日の現場が終了して、家路に着く運転の最中に彼は交通事故を起こした。命は助かったが一生車椅子で過ごす障害を負ってしまった。

交通警備の夜勤は、やる事も少なく眠気を誘発しやすい、しかも危険と隣り合わせ。警備中に轢かれてしまう事例もあるそうだ。

どんな仕事でもリスクはあるし、本人が安全運転すればよかったのだろうが、危険と天秤に掛けた場合、明らかに交通警備の仕事は割に合わない。

彼はその後、伴侶を見つけ結婚。不幸中の幸いにも保健に入っていた為、事故後の生活の心配は無かったので救われた方なのかもしれない。子供も生まれて幸せに生活しているのでよかった。

交通警備の仕事はやめた方がいい まとめ

交通警備の仕事は大事な仕事だと思います。しかし若い人がそこで働く必要があるかと言われれば疑問です。

報酬が少なすぎることや、時間の浪費、交通事故などに遭遇する可能性の増加。

働いている高い年齢層、同年代の友達や人間関係が作り辛い点。

人生のキャリアや財産になるか微妙な点など、若い人が交通警備を考えるなら、他に良い仕事を探すべきではと思います。

もちろん、今の日本で若者が希望を持てる良い仕事ってあるの?という疑問もありますが、少なくとも若い人が、お小遣い稼ぎや生活の為に交通警備はやめといた方がいいよ。

そういう話でした。

それではまた。

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