私達は戦争を経験したことがない
戦争の善悪を語る人 がいる。昨今ではウクライナとロシアの争いや、イスラエルとパレスチナ内の武装勢力 ハマスの争いが、隣国やNATO、先進諸国を巻き込んだ世界大戦に発展するのではないかと懸念されている。
ネット上では、安全な場所から傍観して、知った顔で、どちらが悪いかの論争が起こっている。これは僕も覚えがあるが、メディアから植え付けられたイメージで善悪を決め、どちらが優勢か、など不毛な争いをネットの中で野次馬となって繰り広げられている。無関心な人も多いが。
戦争の善悪を語る人
現代の日本人は、戦争を知らない、自国を舞台にした戦争を経験していない、それは良いことでもある。
しかし他国の戦争について、何かコメントしないと気が済まない人。自分が正しいと思い込んで、他者にマウントを取ろうとする人。
現地で双方の事情や文化、歴史を取材したわけでもないのに、安全な場所からネットや本で、聞きかじった情報を基に善悪を語り、意見の違う者でお互いに争っている人達もいる。
それは本末転倒ではないだろうか。
野球をしたことがない野球ファンがプロの選手にアドバイスや指導をするような、日常でよく見る光景を思わせる。
自分の周りを平和にすること
僕達のような一般人が、プーチンやゼレンスキー両大統領に会って、酒を酌み交わし戦争をやめましょうね。なんて説得は現実的にできないしありえない。もちろん戦争をやめる声はあげないといけない。
しかし、見直さなといけないことがあると思う。それは、自分の周りは平和かどうか、それが最も自分達が直接関われる平和ではないか。
家族、友人、職場、などの人間関係から、自治体や市や県、そして日本という国の政治。
多くの日本人が、目を背けていないだろうか、自国の平和に無関心で、おかしな法案や税金の流れ、国家機関の不正、三権分立、社会問題には無関心であるにも関わらず
他国の戦争について言い争い、他者を罵倒する。平和を願うならまずは、ネット上で愚痴愚痴と言い争いをやめて、自分の近いところから平和に関わるべきではないだろうか。
戦争の善悪を語る人 まとめ
世の中には、戦争でお金を稼ぐ企業や投資家がいますが、殆どの人々は、望んでいません。しかし、それらの勢力に対抗する術はなく、戦争が起こるのを止められない、傍観者、野次馬になっているのが現状ですね。
年寄りが戦争を起こし若者が死んでいく という言葉があります。
僕達に身近にできることは、周りの平和を築いて広げていくことだと思います。皆が国政に責任を持てれば、戦場に武器を送らず済むかもしれない。難民を無秩序に受け入れず、新たな混乱と火種を防げるかもしれない。
まずは自分達が足元をしっかり固める、1人1人がしっかりすること、理想論かもしれませんが、基本的なことだと思います。
それではまた。
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